#22-東京202406 終


開催期間:2024 6/4(火)~6/9(日)

場所:Nine Gallery(外苑前)

 

 3回目のNine Galleryでの個展。前回まではギャラリーの前で大きな工事をしていましたが、無事完了し閑静な住宅街に佇むおおらかで素敵な雰囲気を取り戻していました。

これまでアイキャッチとして使用してきたB0サイズの大きなタペストリーをやめ、前回の個展同様にスッキリと中が見渡せるレイアウトにしました。

ナインギャラリーの特徴である大きな窓。外から見たときに、このギャラリー内が異空間であるかの様な不自然さを演出。大小様々な本は、絵本や伝記、図鑑などを想起させます。私の作品への大事なアプローチです。

今回も作品一つ一つの間隔を10→15cmに広げることで、作品一つ一つと向き合える時間を演出しました。お客様はお気に入りの作品の前でしばらく止まってくださいました。

入り口付近のテーブルディスプレイには大きな本を置きました。考古学者の研究室や書斎をイメージ。中にはガラス作品のほか、25年くらい前に製作していたシルバー作品を展示販売しました。

2024年、東京での初めての個展でした。個展前は毎回不安になるし、ストレスですり減ってしまいます。ですが、蓋を開けてみれば、私自身も目一杯楽しいし、来てくれた皆さんも大いに楽しんでいただけている様子。「これでよかったんだ」と心と頭で答え合わせをします。

大事に大事に作品を作っているからこそ、一つ一つの縁もより濃いものになるし、お客様とのやりとりも素敵な時間になっています。次回も素晴らしい準備をして臨みます。是非楽しみにしていてください。お越しいただいた皆様、見守ってくださった皆様、誠にありがとうございました。